木糸の布からつくったコスチューム - Costumes of fabric made from wood thread –
日本国土面積の7割を占める森林資源を使って布が出来ないだろうか、と試行錯誤の研究開発を行い、和紙漉(す)きから糸を創り出したのが大阪阪南市の通称「はんなん和紙の布/(株)和紙の布」の工房です。
縦横に木糸(もくいと)と綿を交差させ織り、布を仕上げる技法で、多種の糸とのコラボレーションが可能です。
やわらかく人肌に優しい自然素材です。
保湿性があることが特徴ですが、木と同じ様に布自体が呼吸し外気になじみ、着ることで地球の大気と一体感が生まれます。
今回は、2017年6月7日の東京ビックサイトでの「ライブ・ドリアードにあわせ、5種類のコスチュームを「はんなん和紙の布」さんが制作し提供して頂きました。
撮影は御殿場市の「秩父宮記念公園」の協力を頂き、アーティスト撮影で著名ミュージシャンから信頼の厚い、マリア・ゴロミドヴァさんが、野中葵さん、谷崎舞さんをモデルに撮影しました。小笠原産の樹木アカギのウクレレとアップル・木箱も撮影同行しました。